今年もフルマラソンに挑戦。
今回はかすみがうらマラソン2025に出場しました。
目標は「ネガティブスプリット(後半加速)」を意識した走り。
前回の京都マラソンと比較しながら、振り返ってみたいと思います!
🆚 京都マラソンとの比較|後半の落ち込みが課題
距離 | 京都マラソン | かすみがうら | 差(かすみがうら – 京都) |
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5km | 0:25:15 | 0:25:41 | +0:26 |
10km | 0:50:12 | 0:49:55 | -0:17 |
15km | 1:14:33 | 1:13:40 | -0:53 |
20km | 1:38:52 | 1:37:47 | -1:05 |
ハーフ | 1:44:06 | – | – |
25km | 2:02:49 | 2:02:19 | -0:30 |
30km | 2:26:53 | 2:27:10 | +0:17 |
35km | 2:50:51 | 2:52:27 | +1:36 |
40km | 3:15:08 | 3:18:22 | +3:14 |
Finish | 3:24:51 | 3:28:13 | +3:22 |
京都では3時間24分51秒、かすみがうらでは3時間28分13秒と、タイム差は約3分。
通過タイムを比較すると、ハーフまではかすみがうらの方が1分以上速く通過できており、ペース的には予定通りに見えました。
しかし…
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25km以降から徐々に失速
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30〜35kmで1分19秒の差
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35〜40kmではさらに1分38秒差が開く結果に
後半のペース維持に課題が残りました。
📊 分析まとめ
✅【前半(〜20km)】
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京都:1:38:52
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かすみがうら:1:37:47
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→ かすみがうらの方が約1分速い
→ ネガティブスプリット作戦にしては、やや速めの入りだったかもしれません。
⛳【中盤(20〜30km)】
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ペースが 京都より徐々に落ち始める
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25km〜30kmで合計 +1:22 遅れ
❌【後半(30km以降)】
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京都:安定して24分台を維持
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かすみがうら:30〜40kmで25分台に落ち込む
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→ 後半の粘りで京都が逆転、最終的に 3分22秒差。
🎯 考察:ネガティブスプリット作戦の評価
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ネガティブスプリットを意識していたとのことですが、前半のオーバーペースにより後半に疲労が出て失速した可能性が高いです。
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特に30〜40km区間の落ち込み(+2分57秒)は大きく、ここがポイント。
🏁 今後の課題
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理想的なネガティブスプリット
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ハーフまでは余力を持って走り、後半に自然とビルドアップしていくスタイル。
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ペースコントロールの徹底
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最初の5kmは「物足りないくらい」でちょうど良い。
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30km以降のスタミナ強化
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35kmまでしっかり走れる体作り+補給や暑さ対策を忘れない!
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💨 強風と身体への影響|脚とお腹に思わぬダメージ
今回のかすみがうらマラソンは、とにかく風が強かった!
特に30km以降の区間では、真正面からの強風を何度も受け、スピードを上げたくても体が進まない状況に。
加えて、風に対抗するために「脚を前に出す」意識が強くなったせいか、太ももの前側(大腿四頭筋)への負荷が大きく、途中から脚の動きが鈍くなった**のを感じました。
さらに、お腹が冷えたせいか、レース中にトイレへ2回も駆け込む展開に。
タイムロス以上に、集中力が途切れてしまったのが悔やまれます。
🧭 今後の課題と対策|風や不測の事態にも対応できる強さを
今回の経験をふまえ、次のマラソンに向けて以下の課題に取り組んでいきます。
✅ 1. 風の中でもフォームを崩さず進める体幹と姿勢強化
フォームが乱れると、ますます風の影響を受けやすくなる。体幹トレーニングや姿勢維持力の強化を重点的に行います。
✅ 2. 脚の使い方の見直し
太もも前ばかりに頼らず、お尻やハムストリングをもっと活かせるフォーム作りを練習で意識します。
✅ 3. 風対策を意識した練習
あえて風の強い日を選んで走る、ウインドブレーカーでの抵抗走など、実戦的な環境を再現したトレーニングも取り入れていきます。
🏁 最後に
かすみがうらマラソンでは、予想外の風と冷えという自然の壁に阻まれ、思い描いたレース展開にはなりませんでした。
それでも、こうした経験が次への成長につながると信じています!
次のレースでは、「風にも、トラブルにも負けないランナー」へ。
今回の悔しさを力に変えて、また一歩前へ進んでいきます!